気を付けなければならない代表的な疾患
- 高血圧、高脂血症
術中異常高血圧症 - 狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳血管疾患
抗凝固薬、抗血小板薬の内服により出血傾向
治療の刺激による発作誘発 - 糖尿病など内分泌疾患
術後感染、治癒不全 - 骨粗鬆症
顎骨壊死 - 関節リウマチなど自己免疫疾患
- 肝機能障害、腎機能障害や透析中の方
有病者歯科
日本では医療が発達し、人生100年時代が提唱されてきています。そんな中何らかの基礎疾患を持った患者様が歯科治療を受けることは当たり前になってきました。ところが一部の歯科医院では、
“この疾患があると歯科治療はできない”
“抜歯して欲しいのに、病気のせいで断られた”
など、疾患を持っているだけで診療を断られるケースがあるようです。
歯科医師は歯学部教育の6年間で歯科領域について深く学びます。ところが、医科領域の疾患については学習する機会が少なく、疾患を理解して歯科治療を行っている歯科医は少ないことが現状です。
当院長は横浜市立市民総合医療センターでの麻酔科研修、ICU研修において全身疾患の診断、治療の研鑽を積み、現在でも九州大学歯科麻酔科での業務に従事して常に学び続けております。また、院長だけではなく他ドクターやスタッフと情報を共有して治療にあたっています。
基礎疾患の種類、病気の大きさに関わらず患者様が安心して歯科治療を受けられるよう努めてまいります。