親知らず抜歯を
受ける方へ
1.カウンセリング
まず問診により全身状態の把握を行います。
親知らずの抜歯
親知らずとは前から数えて8番目の歯、第三大臼歯と呼ばれる歯のことです。上下左右に1本ずつ計4本ありますが、もともと親知らずのない人や生えてこないままの人もいます。親知らずには抜歯したほうがよい場合と抜歯しなくてもよい場合とがあります。
まっすぐに生えていて正常にかみ合い機能している場合は抜歯しなくてもよいですが、虫歯になってしまった場合や親知らずの生えるスペースが十分にないために横や斜めに生えてきてしまった場合は抜歯が必要になることがあります。
お口の中に生えていなくても歯ぐきに炎症を起こしたり、周囲の骨が吸収されてしまっていたりすることがありますのでそのような場合にも抜歯の必要があります。また、歯科矯正治療を受けられる場合には親知らずが矯正治療の妨げになることがありますので抜歯をお勧めするケースもあります。
歯ぐきに埋まっている親知らずの抜歯は局所麻酔を行った後に歯ぐきを切開します。
その後、歯の周りの骨を削り必要があれば歯をいくつかに割って抜歯します。抜歯後は切開した歯ぐきを縫って終わりです。処置時間は大体30分から1時間程度ですが症例の難易度によって多少前後します。
親知らず抜歯の合併症には、痛みや腫れ、出血、下の親知らずの場合には下唇周囲のしびれや舌のしびれ、上の親知らずの場合には上顎洞と呼ばれる鼻の横にある副鼻腔への穿孔等があります。抜歯を行う前にレントゲン撮影を行い親知らずの位置や生えている方向を確認します。
親知らずの根っこが下あごの骨の中を走っている神経に近い場合や上顎洞に近い場合など、症例によっては3次元的な位置関係を把握するためにCTを撮影して、より安全に処置が行えるように精査を行うこともあります。親知らずの生えている状況に応じてリスクが高いと判断した場合には、さらに専門的な診療を受けることができる医療機関への紹介も行っています。
親知らずの腫れや痛みでお困りの方や、そのような症状がなくても抜歯が必要かどうか疑問に思われている方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談ください。
当院では、抜歯が怖い・不安という患者さまには、丁寧に時間をかけてカウンセリングを行い、出来る限り正確な診断を行い、安心して抜歯に臨めるよう心がけております。
「日本口腔外科学会」に所属しているドクターが在籍しておりますので、安心安全の抜歯が行えます。他院で断られてしまった横向きで埋まっている難しい親知らずのケースであっても対応可能です。
注射前の表面麻酔や痛みを感じにくい麻酔方法で十分に麻酔を効かせてからの抜歯となります。患者様の不安な気持ちや恐怖心に寄り添って治療を行います。また、十分に経験を積んだドクターによる迅速な処置で安心な抜歯を実現。
私たちは最高の治療を提供することが使命だと考えます。しかし、様々なニーズを持った患者様にとっては求めている治療と最高の治療とは異なる場合もあります。当院では患者様一人ひとりの時間を大切にし納得いただけるまでご説明致します。
当院ではデジタルX線システムはもちろん、最新式のデジタル3DCTを導入しております。通常の2次元画像ではわからない症例が、歯科用CTにより3次元的な視点で評価することができます。インプラント、親知らず、複雑な根っこの治療など正確な診断を行うことができます。
痛い!腫れる!親知らずに対していいイメージを持たれている方はほとんどいません。症状がなく虫歯が進行してしまったり、ほかの歯や軟組織に悪影響が出てしまったり、気づいたころに状態が悪化していることが多いです。また、気づいてはいるけど怖くてそのまま放置してしまっている方もいるでしょう。
口の中は鏡を使わなければ見ることはできませんし、見えないところを触られる恐怖感は相当なものです。当院では圧倒的な知識と技術、出来る限り正確な診断を行い、出来る限り安心して抜歯に臨めるよう心がけております。私は小さいころ“明日から本気で勉強しよう”と思って勉強できた試しがありません。大事な歯を守りいつまでも健康な口腔内を保つために“今”親知らずについて考えませんか。
院長 羽野 和宏
現在
親知らずが斜めに生えて隣の歯を圧迫してしまっているケースです。虫歯になりやすく、さらに噛み合わせや歯並びにも影響が出る場合もあるため抜歯をおすすめします。
歯茎の中に潜ったまま、横向きに生えてしまうケースです(水平埋伏智歯)。隣の歯に負担をかけている場合や、隣の歯を治療しなければならない場合などには抜歯をおすすめします。
まっすぐ生えていて、ほかの歯と同じようにかみ合わせている場合は抜歯の必要はありません。しかし、日本人は欧米人と比較して顎が小さいため、横向きに生えてきたり、斜めに生えてきたりします。そうすると以下のようなデメリットがあります。
当院では親知らずがある方の約80%が抜歯を希望されます。また、抜歯はできれば早い方が望ましいとされているため、より安全で、技術に信頼のおける当院での抜歯をお勧めします。
まず問診により全身状態の把握を行います。
視診、画像診断を行います。
※追加でCT撮影を行う場合があります。
抜歯の日程を予約します。
1
局所麻酔
しっかりと局所麻酔を行います。
※静脈内鎮静法も行っております。
2
切開
歯肉を切開剥離し、親知らずを露出させます。
3
抜歯
必要に応じて歯を分割し抜歯を行います。
4
縫合
十分洗浄し、縫合します。
5
治療後の抜糸
翌日傷のチェック、1週間後に抜糸します。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。
患者様の率直なご意見をいただき、改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。
当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。
NPO法人 日本⻭科医療評価機構の調査結果は以下バナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、診療時間や場所のメリットだけではなく、
本当に信頼して通える⻭医者を探したい、そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。